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パケットドライバ API の開発マニュアル
[WinPcap の内部構造]



モジュール

Packet.dll の定義とデータ構造
Packet.dll のエクスポートされた関数
Packet.dll のサンプル

詳細

 packet.dllは、以下のようなローレベル機能のセットを提供するダイナミックリンクライブラリです。

 packet.dllには二つのバージョンがあります。一つはWindows 95/98ME、そしてWindows NT/2000/XPです。

 packet.dllは、システム非依存型なWinPcapのローレベル機能性の手段を供与しながら、レイヤを提供するために誕生しました。この ライブラリはシステム依存な詳細(例えばデバイス管理、アダプタ処理のためのOSとの相互作用、レジストリ内の情報検索など)に対処して、異なる Win32OS間でも同様のAPIをエクスポートします。そのようにして、それを使用するアプリケーションやライブラリがどんなWin32OS環境下でも 再コンパイルなしで実行することが出来ます。

 ですが、これまでのところこの移植性は全てのpacket.dll APIに適用されてはいません。例えばカーネルモードダンプのような最近の機能は、WinPcapのWinNTxバージョン内でだけ見られるものです。し たがって、Win9xバージョンで見られる全ての機能はWinNTxでも見られるということです。

 このライブラリのほかの重要な役割は、NPFドライバの処理です。packet.dllは、アプリケーションがアダプタにアクセスを試みた時に、 透過的にドライバをインストールしてスタートさせます。そうすることでコントロールパネルを通した、ドライバの手動インストールを避けることが出来ます。

重要な注意書き、注意深く読んでください!

 キャプチャアプリケーションを作成していたとしても、もし特定のローレベル必要条件を満たしていないなら、この章で述べられているAPIの代わり に、UNIXパケットキャプチャライブラリ(libpcap)と互換性のある(WinPcap ユーザーズマニュアル参照)の機能を使用することが推奨されています。wpcap.dllは、packe.dllに依存しています が、より強力な迅速で簡単に扱えるプログラミング環境を提供します。wpcap.dllにより、パケットキャプチャ、キャプチャフィルタの作成やダンプを ファイルに保存するといったオペレーションが安全に実行され、かつ直感的に扱えます。更に、libpcapを使用するようにと書かれたプログラムは、この ライブラリのWin32とUNIXバージョンの互換性のおかげで、UNIX環境下で簡単にコンパイルできます。

 結論として、WinPcapを使用するアプリケーションのための標準推奨されている方法はwpcap.dllを介 してなので、今後のリリースでpacket.dllAPIが変更されない、というわけではありません。

 ですが、libpcapはポータブルでシステム非依存型のキャプチャAPIとして書かれているので、ドライバによって提供される全ての機能を存分 に有効活用することは出来ません。packet.dllは、これらの機能のうちの一つが必要なときだけお使いください。


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